REALITi 専用CPRモジュールにより、リアルタイムでフィードバックを得ることが可能です。
CPRモジュールキット構成内容です。
- 2 CPR カプセル
- リストバンド型ケース (練習者の手首に装着が可能です)× 2
- パック型ケース(マネキン胸部においてCPRを行うことが可能です)× 1
- 専用クリップケース(マネキン内部に装てんする際使用します) × 1
REALITi CPRモジュールによりCPRリアルタイムフィードバックと記録が可能です。
- 速さ
- 深度
- リコイル
CPRカプセルにより、プレミアムスクリーン Zoll X 、Corpulsスクリーン上では、フィードバックを得ることが可能です。
Training Management System (トレーニングマネージメントシステム)では、CPRレポートが作成されます。
CPRカプセルの充電
充電にはmicro-USB ケーブルを使用します。
CPRモジュールとREALITiの接続
CPRカプセル側面のスイッチ押し電源を入れます。
モニタースクリーン上で右から左へスワイプし、CPR接続画面を表示させます。
'Scan for CPR band' (CPRカプセルのスキャン)をタップします。
'Available CPR Bands' (接続可能なCPRカプセル)が、表示されます。
CPRカプセルの名称、REALITiシステムからの距離を表示します。
CPRカプセルマルチモード
REALITi は、同時に2台以上のCPRカプセルを接続することが可能です。 練習者が各々のCPRカプセルを持参し電源を入れている場合、シミュレーションで使用するCPRカプセルをメニュー上で選択することが可能です。 CPR時は、一度に一つのCPRカプセルの動きを検知します。
全てのCPRカプセルと接続する場合は、Connect All (全てに接続) をタップします。
接続後 'Connected CPR Bands' box(接続確認ボックス)に、接続済みのCPRカプセル名が表示されます。 モニターiPadからの距離、バッテリーレベルも表示されます。
CPRカプセルを使用する準備が整いました。
コントローラーiPad上では、CPRアイコンは赤になり'CPR - Band Connected'(CPRカプセル接続中)と表示されます。
モニタースクリーン上をタップし、CPRカプセル接続メニュを閉じて続セッションを開始します。
CPRカプセルの名称の変更
CPR接続メニューより、変更するCPRカプセルを選択し'New Name' box(新規名称)にテキストを入力します。 Rename(名称の再設定)をタップし確定します。
お持ちのマネキンを使用してのCPRカプセルの利用
マネキン内部に組み込みCPRカプセルを使用する場合、カリブレーションが必要となる場合があります。 マネキンにより構造が違うため設定が必要となります。
CPRカプセルを専用クリップケースに装填し、マネキン内部に貼り付けます。
設定画面で、'CPR Module in Manikin'(CPRカプセルのマネキン内での使用)のトグルスイッチをオンにします。
CPRカプセルカリブレーション (カプセル1個のみ)
カプセル1個のカリブレーション
CPR Band Calibration(CPRカプセルカリブレーション)設定メニューが立ち上がります。
Start Calibration(カリブレーション開始) をタップし、カプセルが装填されたマネキンの胸骨圧迫を始めます。
胸骨圧迫深度が最大で5~6cmとなるよう圧迫します。
CPRカプセルが深度5~6cmを検知しない場合、感度調節を行う必要があります。
カリブレーションは、感度調節の平均値を設定するため最低3回は行います。
下の画像では、実際の圧迫深度よりも小さい深度が表示されているため、感度調整は1.85倍で推奨設定されています。
CPRカプセルカリブレーション (カプセル2個の場合)
カリブレーションの手順です。
- CPRカプセル2個の電源を入れ、モニターiPadと接続します。
- 1個目は、パック型ケースに装填します。
- 2個目は、専用クリップケースに装填しマネキン内部にセットします。
- 設定メニューで、マネキン内部にセットされたCPRカプセルを選択し、CPR Module in Manikin(マネキン内でのCPRカプセルの使用) のトグルスイッチをオンにします。
- Select Dual-Band Calibration(CPRカプセルカリブレーション =カプセル2個の場合) を選択します。
- パック型ケース装着されたCPRカプセルをマネキンの胸部に置きます。
- 胸骨圧迫を始めカリブレーションを行います。
- マネキン内部のCPRカプセルと胸部に置かれたCPRカプセルの両方のフィードバックが表示されます。
CPRモジュールとプレミアムスクリーンの利用
Zoll X スクリーンとの利用では, 6つのCPRフィードバック項目が表示されます。
以下の評価が表示されます。
- See-thru(シースルー) CPR
- 胸骨圧迫毎のゲージ表示
- 胸骨圧迫深度
- 胸骨圧迫の速さ
- リリース
- PPI
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。